インターカルト、口コミや評判は?

1977年創立。日本語学校の黎明期に開校し、現在も運営されている学校はわずか5%という状況の中、高い評判を保ち続けている「インターカルト」日本語教師養成講座です。

日本語教師養成コース

文化庁の基準を満たす420時間の日本語教師養成講座として認められました。このことにより、留学ビザの学生に日本語を教えることができる法務省告示校でも勤務可能と認定を受けたことになります。日本語教師養成講座420時間修了証がどこででも通用しますということですね。

このコースのポイントは、理論講座から実践系理論講座、そして実践講座と3段階を経て、スムーズに実践へと向かうカリキュラムになっていることです。実践力のある、つまりいい授業ができる教師になれる丁寧なステップです。

理論講座では、ひとつの言語としての日本語を、客観的にみていくうちにその奥深さを知ることができます。目からうろこの発見が毎回あり、何げなくつかってきた日本語をまるで新しい言語を習うかのような興味深い講義になっています。日本語をひとつひとつ分析していくことによって得られる違った視点は、後々の教案作り、そして現場でおおいに活かされます。

そして実践系理論講座で、理論が実践の場でどう活かされているかを確認します。理論と実践の橋渡しともいえるこの段階で、ただ教えるための知識だけでなく、落語家から人をひきつけるためのテクニックを習い、ボイストレーナーからは声の出し方のトレーニング法を習うなど、非常にユニークな試みもあります。またデジタル教材も使いこなせるようにその技術にも触れられています。

最終段階の実践講座は、豊富な演習や実習が行われます。クラスメイトの前での模擬授業は緊張するものですが、お互いの個性がはっきりと表れる授業となり、自分のよさを知る機会となります。講師のアドバイスをもとによいところをさらに伸ばし、足りない点を補い、トータルバランスのよい授業ができるよう鍛えて行きます。

インターカルトの日本語教師養成講座は、実践というゴールに向かって、現場で立ち往生することのないようにと、広い視野から考えられたカリキュラムです。即戦力となる人材を求める日本語教師業界での信頼も厚く、たくさんの求人票が届く理由もここにあります。

スケジュールは月曜から金曜日までの50分×4コマ。半年で集中的に勉強し日本語教師養成まで導きます。定員になり次第締め切られる自信のコースです。

講師陣がすごい面々

「きらり☆日本語 N5語彙」著作者の沼田氏、大学の非常勤講師であり、日本語教科書で有名な凡人社やアスクからの本を多く出版している音声学のプロ池田氏、特定非営利活動法人多文化共生センター東京代表の王氏、公益社団法人芸術協会真打の春風亭小柳氏、などそれぞれの得意分野を持った面々が講師陣です。

豊かな人生経験と実績に裏打ちされた、魅力ある講義が期待できます。日本語教師にとって対応力は何より大切なこと。対応力十分、十二分のタフな講師陣が、理論面と実践面双方を鍛えます。

修了生の活躍

歴史が長いインターカルトは、これまでに10000人以上の修了生を送り出しました。日本語教育にITを!と語学アプリ「Finder Board」を開発した都築氏(セミオシス株式会社代表)や東京女子大学教授石井氏。マレーシアの日本語学校「A to Z language center」代表としてご活躍の西尾氏など、高い志を持ってこの講座で学んだ修了生たちがいます。

口コミ、評判

口コミ
*個性豊かな講師陣と実習の時間が多い点がよかった。就職活動時の模擬授業でも物怖じせずにできたと思います。
*素晴らしい講師陣の方々からの日本語の成り立ちから、異文化のコミュニケーションまで多種にわたる授業で、日本語っておもしろい!と感じました。
*インターカルトは1クラス制なので、結束が強く、今でもお互い励ましながら、頑張っています。

振替制度やその他、サポートについて

1クラス体制のため、休んだ場合の振替はできません。が、事前に連をすれば、授業をビデオで収録します。後日学校でご覧いただければ出席扱いになります。お互いの関係が深まる1クラス制なので、講師からのサポートも手厚いものになると考えられますが、このあたりはよく検討してください。

他、気になる将来へのサポートは万全です。特に海外志向の強い方には嬉しいセミナーも開催されています。

・JICAボランティアセミナーの開催

JICAの担当者が来校し、青年海外協力隊とシニア海外ボランティアの概要や活動について直接お話しいただく機会があります。また、JICA派遣プログラムに参加した方の体験談も聞くことができます。

・海外提携校の説明会
タイ、マレーシア、インドネシア、香港、ベトナムなど海外で日本語を教えたい人には提携校への推薦が可能です。海外提携校の担当者からの説明会も実施しています。担当者と直接話をする機会があるので、採用への近道になります。

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