KEC日本語学院、口コミや評判は?

東京そして関西の主要都市に校舎を持つ「KEC日本語学院」は、2017年4月から大阪の枚方市に夜コースが開設され、ますます人気上昇中。その特色、コースなどをご紹介します。

コースは2コース

・420時間コース

1クラス12名の少人数授業が何よりの特長であり、利点でもあります。少人数ですから、なんとなくこなす的な時間はありません。社会人、主婦、学生などの忙しい方でも、ここに来れば皆が同じ受講生。おさぼりもできません。つい気を抜いてしまいがちな方に最適です。

少人数であることは、演習量の多さにもつながります。ひとり50回以上の演習で知識だけでなく指導技術を得ることができます。日本語教師は中途採用が常ですので、即戦力になることを求められます。自信がつくまで何度でも模擬授業を繰り返せる少人数で制は価値ありますね。

・検定試験対策コース

検定試験に合格することを考えるとき独学にしようか迷いますね。それでもいいけどやっぱり学校で勉強しようと思う、その決め手はなんでしょう。それはやはり目の前に質問できる人がいることです。テキストを読んでいてわからないことがあったときに誰にも聞けないまま過ぎていく、そこが弱点になってしまいますから。

KECはこのコースについても少人数の15名です。お互いをすぐに覚えられる人数なので質問も遠慮することなくでき、消化不良のまま帰るといったことはありません。講師もこの道10年以上のベテランです。

特長は何より実践力を鍛えること!

日本語教師養成講座では理論ばかりが先行しがちですが、最も大切なのは、どれほど多くの外国人に指導経験がある講師か、そしてその講師が、1人ひとりに対して、どれほど正確にしかも深く指導法を伝えることが出来ているかどうかです。(KEC日本語学院のHPより抜粋)

サイトに紹介されている講師陣は、今なお日本語研究に携わっている方もいますが知識だけの方はひとりもいません。その日本語教師歴は皆10年以上です。理論も大事、知識も大事、でも実践力はさらに大事という理念が講師陣にも表れています。

実践力を重視するからこその少人数制であり、ひとり50回以上の演習というカリキュラムなのですね。特に実習では、経験豊富な講師が「言葉」でなく「身体」で指導ノウハウを伝授するとのことです。

その熱意の重要さ、その込め方が、ここの講師陣を通して体験できますね。

  

口コミ、評判

口コミ
*いざ授業が始まると、毎日電車の中や食事のときなど、気がつくと文型に適した例文を考えていることが多く、いつも日本語の指導が日常生活に付き添うようになりました。
*実践演習と教育実習を終え修了証を頂いたときは本当に感動しました。
*なかなか自分の授業スタイルが決まらず模擬授業をするのが嫌になることもありましたが、再履修を何度もしていくうちに自信も出来、授業が楽しいと思えるようになっていきました。

修了生の口コミを見ると、実践の授業がかなり大変だった様子が見えます。電車の中で気がつくと文型に適した例文を考えているというのは、まさに教現役の日本語師そのものです。前日夜に準備したにもかかわらず、さらにわかりやすい例文はないかとギリギリまで考えてしまう。そんな経験が講座期間中にもできるのですね。

再履修を何度も納得できるまでするほどに一生懸命になれるのは幸せなことです。他の口コミでも大学では感じられなかった充実感があるというものもありました。人に教えることが仕事の日本語教師は、やはりよい授業をしてこそですね。
再履修制度、他

口コミにもありましたが、最長で3年間の無料再履修システムがあります。これは受講生の発案で完成された、一人の例外もなく全員が即戦力を身につけるためのシステムです。社会人、学生、主婦などさまざまなバックグランドのちがいがあり、かかる時間、納得できるまでの時間はさまざまです。学生主体のこのシステム、おおいに活用したいものです。

欠席の対応は、DVD補講、振替受講、他校での受講、3カ月後の受講のいずれかです。忙しさを極めた方でも継続できる柔軟な対応です。

どんな国の学生でも、どんなレベルの学生でも、どんな目的の場合でも、自信を持って指導できるのがプロレベルとも書かれています。確かにプロを育てる工夫がそこここに感じられますね。

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