アークアカデミー、口コミや評判は?

YOU TUBEで「日本語教師TV」を公開し、新しいものを取り入れることにも熱心な「アークアカデミー」の日本語教師養成講座についてご紹介します。

コースは2つ

420時間総合コース

アークアカデミーは50カ国以上の学習者がいる日本語学校を併設しており、本からは学べない実践力を身につける機会に恵まれています。授業見学、交流活動、フリートーキングなどを通じて現場を実感できます。さらに日本語教師の千波いである講師陣からのアドバイスも受けられ、学びながら将来の自分を描く機会があります。

もうひとつの特長は担任制であること。常駐の専任講師が修了までひとつのクラスを受け持つので、日々の学習の悩みなど小さなことでも相談しやすくなっています。こういった悩みの解決が受講者のスキルを向上させていくことを知っているからです。

平日3時間の週5日通学なので、じっくり腰を据えて日本語教師になるための勉強をしたい方に最適です。共に学ぶ者たちとのコミュニケーションもとりやすく、まさに切磋琢磨して進んでいくための講座です。

420時間WEBコース

教室が遠い、定まった時間に通うのは難しいといった方に最適なコースです。420本の映像講義が期間内であれば何度でも受講できます。実際の授業ではつい聞き逃してしまうこともけっこうあるもの。この講座であればそういった場所を戻して何度でも繰り返し聞くことができます。1本あたりの視聴時間は45分ですので無理なく続けられます。

また各単元で学習の要点整理にあたるレジュメ資料を提供し、知識の整理や内容理解を助け、理解を深めるための確認テストで主体的・能動的な学習になるようサポートします。質問にも細かく対応しており、疑問点があればすぐにメールできますよ。

続けられるかなぁ、ついさぼってしまうかも、といった不安にも対応しています。実際こういったEラーニング講座の修了率は10~20%なので、そういった心配も当然ですね。そこでアークアカデミーでは担当部署が受講者のログイン状況をチェックし、学習の進捗状況を確認します。教材を送り、あとは本人に任せっぱなしということはありません。

Eラーニングの映像効果を最大限に活かし、実際の日本語授業の様子を映した授業映像を豊富に収録しています。実際に役立つのはもちろんですが、映像の中の日本語教師をご自分に重ね合わせてイメージできますので、モチベーションを持ち続けるためにも有効です。

このコースにはひとつ注意する点があります。サイトでも下記のようにきちんと注意喚起されています。

当「420時間WEB講座」の修了証だけでは、「法務省告示校の日本語教育機関」では日本語教員資格を認められない場合があります。日本国内の教育機関に就職をご検討の際には、ご予定・ご希望の就職先の教育機関に応募・採用条件等をご確認ください。

法務省告示校とは、留学ビザを申請し受理された学生に対し、日本語を教えることができる教育機関です。つまり海外で教える場合や留学ビザ以外の在留資格がある外国人に日本語を教える場合は法務省告示校にはあてはまりません。

口コミ、評判

口コミ
自宅、電車の中、仕事の休憩時間などちょっとした隙間時間に勉強が進められるので効率よく勉強はできた(WEB講座)。
*講師の方に言われた「日本語を外国語としてとらえること」「つまらないドリルはしないこと」のふたつの言葉は、現場に立った今でも忘れられません。
*卒業後はアークアカデミーで非常勤として働き、その半年語には常勤講師になりました。
*非常勤講師として働いていたときにお声がかかりマレーシアへ。充実した日々を過ごしました。
*仕事帰りで疲れてはいましたが、授業中に居眠りしてしまうようなこともありませんでした。大学での講義のように退屈なものとは違って、実用的な授業内容でしたし、面白かったので。
*講師も生徒も多いので、とにかくいろんな人達と接する事ができるのもメリットです。
受講生ひとりひとりに丁寧に接し、現場で役立つアドバイスを含め、実践力を身につける授業がされているのがわかります。また卒業後の就職に関するサポートも手厚いようですね。

就職支援室が充実

独自に求人情報を提供しています。これは国内・海外の生の情報を持っている専門スタッフがいるからということと、単なる求人情報の提供だけではなく卒業生からの情報を大切にしているからです。

完全個別相談体制による就職・転職のキャリアカウンセリングもあります。在学中だけでなく、現役教師となってからの転職相談もいつでも相談可能とのことです。国内から海外へ、ボランティアから非常勤講師へ、日本語学校から企業研修へとさまざまに勤務形態を変えることができる日本語教師なので、こうういった息の長いサポートはありがたいですね。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう